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先日、友と議論を交わした。
そして、おもわずヒートアップしてしまった。友がである。

地元大阪から東京へ行くための交通手段はなにかという他愛のない
話だった。
時間がたっぷりあったとしよう。その場合、どの手段を選ぶかとの
問いに

「やっぱりのぞみやろ。2時間ちょっとでいけるからな~。」

時はカネなりの代表者、新幹線のぞみにゾッコンの友の発言に、
私が待ったをかけた。

「味気のないのも結構だが、たまにはのんびり行くのもどうだ!」

友は能率優先の人物だ。ゆっくりとかのんびりといった緩い発言には眉をひそめたがる。

「飛行機は乗り降りに時間がかかるし、夜行バスはしんどいし、それやったら
 新幹線しかないやろ!」

困ったものだと心につぶやき、

「ならば鈍行はどうだ!」

と問うたら叱られた。

「そんなに急いでどこへ行く。」

「そんなんに乗ったらあさってになるわっ!」


と10分ほどのとんちんかんな会話を、ここでは議論を交わしたと言わせてもらうが、
私はこうみえても、けっこう乗物が好きである。そしてさらにたちの悪いことに
電車の、しかも鈍行電車にうっとりするタイプなのだ。
来る景色、去り行く景色を眺めて、がらがらの列車にゆられてのんびり行くのが
心が安らぐ。

一方の友は公共の乗り物への憧れは微塵もない。
好きなのは愛車のトヨタ某をぶっとばし、横に女を乗せることだ。
話がすれ違うのも無理はない。友はすっかりできあがっており、酒が入って息もくさかった。



このように、日常では趣味や好みに理解をさっぱり示さぬ2人の会話というのは
どこかテンポが悪く、歯切れもイマイチでつまるところはほとんどない。

すると、私の趣味は電車、具体的には電車旅と行きたいところだが、残念ながらそこまで
であり、それ以上でもそれ以下でもない。


趣味は極めつくすとオタクに変身する。
オタクとは実に消極的なイメージが漂うが、
正しくは、その分野の「極み」と思っている。そしてもちろん無報酬でなければならない。

分野の極みであるオタクを登場させた場合、そのオタク知識にうなずけるような相方では
つまらない話になりがちだ。水と油はあわぬというが、油と油が実はあわない。
オタクを引き出すにはその分野のシロウトの存在が欠かせない。

しかもそのシロウトはオタクの極めた知識になんのすごさも感じない、そんな純粋で、
しかもツッコみも確かなシロウトが必要だ。ということは水と油は実はあわないようであう
のである。
そんなオタクとシロウトとのの珍道中を描いた痛快コミックに白羽の矢を立てたい。

鉄子の旅 (1)
鉄子の旅 (1)菊池 直恵 横見 浩彦

おすすめ平均
stars鉄道マニアの地位の向上を・・・
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stars顔に縦線
stars鉄道オタクとツンデレ作者
stars確かにおもしろい。

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ほぼ実話というのが痛快だ。
トラベルライターと旅するマンガの企画におもわず食いついたマンガ家の菊地直恵。
理由は単純。旅先でのお楽しみ、もちろん食べ物に温泉だ。

ところがこのトラベルライター、こんな人物である。

http://yokotetu.net/

生粋の鉄道オタクだ。こういう輩を「テツ(鉄)」と呼ぶ。
彼に関しては、日本にある全駅下車が目下の目標。もちろん鉄道ファンにはもはや
常識の切符の知識は歩く辞書化している。
そして愛読書はなんといっても時刻表。

この鉄道雑学に満ち満ちた横見浩彦氏の熱い語りに冷め切ったマンガ家菊地直恵の態度がいとおかし。

このように温度差の違う、趣味や好みの異なる2人のやりとりを楽しみたいなら
第三者となるのが最適だ。先述の友との一幕のように当事者になってはなんの期待も含みもない。


今回興味を引いたのは、第1巻に収録の 「130円・一都六県大回り」


実は関西にも160円でいくつかの府県を1日でまわれるルートがある。
もちろん関東にもあるだろうとは思っていたが、
そのドタバタ劇を描いた「130円・一都六県大回り」を手元の地図帳で指を使ってたどりながら
読んでいくのが実に楽しい。
地理脳を鍛える上でもよい。

JRには大都市近郊区間内のみを利用する場合の特例というものがある。
定められた区間内ならば重複しない限りは経路にかかわらず最も安くなる経路で
計算した運賃で乗車できるというもの。
JRは距離で運賃が決まるしくみだ。その特例がいまのとおりである。

例えば山手線で新宿から池袋へ行くには品川、東京、上野回りで行っても最短ルートの
運賃でOKという意味である。



本作品では以下のルートを紹介している。

東京 → 川崎 → 尼手 → 浜川崎 → 鶴見 → 大船 → 茅ヶ崎 → 橋本 →

八王子 → 高麗川 → 高崎 → 小山 → 友部 → 我孫子 → 成田 → 千葉

→ 蘇我 → 八丁堀


関西住まいゆえになじみのない名前もあるのだがひとつ 「難関」あるがらしい。
南武線で浜川崎という駅に着き、そこから鶴見線の浜川崎へ行くにはどうしても駅を降りねば
ならない点だ。改札口で駅員に

「大回りです。」

と言って改札通過許可をもらわねばならないらしいのだが、その「大回り」に挑戦している
横見&菊地コンビを失笑ぎみに応対する駅員とそれにとても恥ずかしがる菊地、そして
まったく動じずオタク知識を次々に浴びせかける横見。
ところどころで車内の切符拝見があるのだが、そこでも車掌の失笑が絶えないらしく、
おのおのの世界観の違いのぶつかりあいが存分に楽しめる。

価値観は人それぞれというわけで、なにかと一緒であることや流行に
流されやすい日本人の心にわずかながらもしかしながら大爆笑を与えてくれるに
相違ない1冊だ。


また、どの分野のオタクにも言えることだが、
自分のかかわる分野にまつわるエピソードには他人が見たこともないような喜怒哀楽ぶりを
披露できるということを忘れてはならない。
笑いながら、怒りながら身振り手振りで専門知識を披露するなら
ほぼ間違いはないであろう。
自身の胸に手をあてて、そんな光景を思い出しはしないだろうか。
心当たりがあるのなら、それがオタクというわけだ。相違ない。

また、オタクはオタクといわれることを人一倍嫌う。
例えば本書で、菊地が

「一都六県まわれるって気づいて、それを実行しちゃうのがオタクのすごいとこ
  だよね」

との発言に、オタク横見が

「オタクだと!?」

とキレかける場面がある。どうやらオタクという言葉はマンガ内でも否定的であり、
オタク自身も否定的にとらえがちだ。
オタクは「極み」で無報酬の「職人」だ。大切にしたい存在だ。

ところで「鉄子の旅」には1話ごとに「横見テツ語録」というものが紹介されているのだが、
その中で気に入った横見浩彦氏の語録を1つ。



30歳の頃さすがにもう乗るものがなくなった


深みのあるテツの一言であった。

私がなにかのオタクになる日はいつ来るのだろうか。
ひそかな楽しみである。


鉄子の旅 (1)
鉄子の旅 (1)菊池 直恵 横見 浩彦

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自己紹介バトンにtakam16の名前が出たようだ。

(こちら)

ブログデビューには願ってもないバトンということなので、
実際は紹介を受けていないが便乗することにした。
しかし、デビューのくせにバトンとはどういう風のふきまわし....?

------------------------------------------------------


1 まわす人を最初に5人

・はなび~どの
・リトマスどの
・JiJiチャマ
・キョーコWチャマ
・ママちゃん

(殿を付けるもそれには男女の区別は考慮しない。)



2 お名前は?

別館takam16。ちなみにこの記事が別館のブログデビューです。
別館ということは本館takam16もあります。


3 おいくつですか?


あと50年は生きることができるだろう年齢。
ただし生活次第ではいつでも寿命が伸び縮みするだろう年齢。


4 ご職業は?


家に帰るとワイシャツの襟や袖が真っ黒になるような仕事、そして
仕事ぶり。どうやら思春期の予感!?


5 ご趣味は?


人間の最も臭い一面を垣間見ることのできるフットボールTV観戦全般、
特にイングランドプレミアリーグ、チェルシーTVは必見。
お笑いコンビ、ダウンタウン松本のボケ研究。
皆が嫌がる食器洗い。
物語中の人物になったつもりで他人のブログにコメントすること。
アニメやドラマ、映画のセリフ。
暴言とダメだし。



6 好きな異性のタイプ


強気で明るいタイプ。
こういうタイプはだいたいが弱気で陰気な部分を覆い隠している。
その暗部に色恋する。


7 特技は?


図書館に入荷する予定の人気単行本の一番目の予約者になること。
電車、飛行機等の特別な運賃・料金計算。
文学賞直木賞の予想。
言い訳、言い逃れ。
アマゾンマーケットプレイス転売。



8.資格は何か持ってますか?


普通免許、一般旅程管理者、一般旅行業務取扱主任、
ビジネス実務法務、知的財産検定、


9.悩みとかありますか?


PC画面を前に20分たたずむと、肩、首に言葉にならない痛みが走ること。
ブログの更新が著しく減少している最大の原因。


10.好きな食べ物と嫌いな食べ物は?


トマトを使った料理全般。トマトジュース、野菜ジュース、トマトそのもの
を好物とする一方、
キムチ、納豆、らっきょ、なにかのみそ煮はゲロゲロゲロッ。


11.貴方が愛する人へ一言


うりゃぁっ!!


12.回す人5人の紹介文を簡単に


はなび~どの

化学物質過敏症が回復傾向らしい管理人だが、その点は他の方に譲るとして、
自身の生活空間を時間ごとにうまく配分した日々の更新ぶり。
そこから醸し出されるのは、決して重みや暗さを感じさせない生活感。
自身の愛犬はなび~が主人公の「ワンだーな時間」のお題でもわかるように、
ちょっとしたジョークの混ざりに笑いを愛する心も持ち合わせる。
その典型が「お笑いの時間」。管理人の趣味の最右翼。
しかし最も力を入れているのは実のところ「音楽の時間」なのかもしれないが、
それはご本人に尋ねるしかほかにない。


リトマスどの

化学物質撲滅を願い、LOHASな生活をこよなく愛する管理人。
都会のとげとげしさに正直参っている私には欠かせないブログの1つ。
別館takam16にとっては最もブログ付き合いが長い1人。
自然物には非常に好意的で、そこが基点となれば料理、音楽、人物なんでも
ござれといった幅の広さも兼ね備える。もちろん時事問題に苦言を呈することも
忘れはしない。
ちなみにはなびー&リトマスコンビはあうんの呼吸で知られている。


JiJiチャマ

画像でファンをとりこにし、腐りきった世の中を元気の二文字でで乗り切る積極派。
行動範囲は実に広く、いつの日か日本を飛び出す日も近いようだ。
最近は目標のアルゼンチン留学のためか、ラテンの香りも醸し出す。
おっと失礼.....
観察眼が人より優れ、とらえどころのマニアックさも魅力の1つ。
おっとこれまた失礼......


・キョーコWチャマ

さてさてブログつながりではおそらく最年少。ただいまお受験まっさかり。
しかし本人、さっぱり乗り気ではない。管理人のお受験に、そして日常生活に抗う姿を
ブログにぶつけたそんな文章に「ワールド」を
感じる、キョーコ・ワールド。
本人はおそらくみんなに存在を知られたくないだろうから、アドレス非公開で
ご紹介。そんな管理人のもっかの悩みは、夜行性である点らしい。
眠り薬を処方したい。朝5時起きは実に気分爽快だ。



・ママちゃん

在宅介護ヘルパーが生業のママちゃん。
現状の介護、老人への接し方への問題点を語りながら、
自身の子供にまつわるあたたかい家庭の話も語る。
接する年齢層が広いため、さまざまな視点にあわせて日々の想いをめぐらすような
記事は深みがあってよい。特に仕事柄、常に生死という永遠のテーマに向きあっている
ゆえに考えることがやはり多いようだ。
常連のBONどのつながりでのお知り合い。BONどのの電脳生活の行方も
気になるところだ。


12/03|未分類コメント(16)トラックバック(4)TOP↑
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